株式会社ベビーカレンダー IPO(新規上場)承認
新規上場承認 株式会社ベビーカレンダー
2021年2月19日に株式会社ベビーカレンダーの東証マザーズへの上場が承認されましたので、概要などをまとめました。
主な事業は妊娠・出産・育児向けの情報メディア事業及び産婦人科向けの経営支援ソリューション事業です。
【会社名】:株式会社ベビーカレンダー
【代表取締役】:安田 啓司
【年齢】:54歳
【社員数】:31人(単体)
【事業内容】:
・妊娠・出産・育児向けの情報メディア事業
・産婦人科向けの経営支援ソリューション事業
・WEBマーケティング事業
【上場承認日】:2021年2月19日
【上場予定日】:2021年3月25日
【上場市場】:東証マザーズ
【業績】:
2019年12月期(単体)
売上高:600,045千円
経常利益:32,742千円
【主幹事証券】:SBI証券
【監査法人】: 東陽監査法人
【特徴】
1991年4月にコンサルティング会社として設立し、2008年から産婦人科向け事業を開始。2015年5月にクックパッド株式会社の子会社となり、2017年5月、クックパッドよりMBOし株式会社ベビーカレンダーとして事業をスタート。株主としては、代表取締役の安田啓司氏が筆頭株主で30.01%保有しています。
メディア事業では、妊娠・出産・育児領域の専門サイト「ベビーカレンダー」を広告媒体として、インターネット広告枠の販売を行っています。
2020年12月の月間PV(ページビュー)数は109,731,810(前年比261.5%)。月間UU(ユニークユーザー)数は7,378,021(前年比216.1%)になります。
※PV数:ユーザーによるWebページの閲覧数(延べ数)。
なお、サイト及びアプリ、外部媒体を合算して集計しております。
※UU数:特定の期間内にサイトを訪れたユーザーの数を表す指標。
期間内であれば、同じユーザーが複数回サイトを訪問してもUU数は1となります。
経営成績の状況としては産婦人科向け事業による安定収益をベースとしながら、 2019年12月期の売上高は600,045千円(前年比122.8%)、営業利益は32,547 千円(前期は17,836千円の営業損失)、経常利益は32,742千円(前期は17,313千円の経常損失)、当期純利益は 70,756千円(前期は19,208千円の当期純損失)となっています。
【沿革】
1991年4月 横浜市に株式会社ロジスティクスコンサルティングを設立(資本金100万円)
1994年3月 日本テクト株式会社に商号変更
1996年5月 医療用液晶情報端末の開発・製造及びシステム開発を開始
2008年7月 産婦人科向けのベッドサイドシステム「MediPac mama」
(現ベビーパッドシリーズ)を発表し、産婦人科向け事業を開始
2015年6月 株式会社クックパッドベビーに商号変更
クックパッド株式会社から妊娠・出産サイト「クックパッドベビー
(現ベビーカレンダー)」を譲り受け、メディア事業を開始
2017年2月 オオサキメディカル株式会社と「ファーストプレゼント」の協業を開始
2017年5月 株式会社クックパッドベビー代表取締役の安田啓司がMBOを実施し、クック パッド株式会社より経営権を取得、株式会社ベビーカレンダーに商号変更
2019年10月 アンチエイジングサイト「ウーマンカレンダー」をリリース
2019年11月 介護情報サイト「介護カレンダー」をリリース
2020年1月 gaデザイン株式会社の株式を取得し、完全子会社化
2020年3月 gaデザイン株式会社を吸収合併、大阪gaデザイン支社を設立し、
webマーケティング事業を開始