IPO支援コラム

株式会社WACUL IPO(新規上場)承認

新規上場承認 株式会社WACUL

 

2021年1月15日株式会社WACUL東証マザーズへの上場が承認されましたので、概要などをまとめました。主な事業はAAIアナリスト・シリーズ・DXコンサルティングの提供です。

 

【会社名】:株式会社WACUL

【代表取締役】:大淵 亮平

【年齢】:33歳

【社員数】:49人

 

【事業内容】

・AIアナリスト

・AIアナリストSEO

・AIアナリストAD

・WACULテクノロジー&マーケティングラボ

 

【HP】:https://wacul.co.jp/

【上場承認日】:2021年1月15日

【上場予定日】:2021年2月19日

【上場市場】:東証マザーズ

 

【業績】

2020年2月期

売上高(単体):485,984千円

経常利益(単体):△141,715千円

【主幹事証券】:みずほ証券  

【監査法人】:有限責任監査法人トーマツ

 

【特徴】

2010年9月に設立し、2020年2月期の経常損失は141,715千円という状況のなかで、2021年1月15日に上場承認される。

筆頭株主はジャフコのVCで約34.4%を保有しており、代表の大淵氏がSO分を含め約20.3%、CIOの垣内氏が約13.9%を保有している。

DX市場の拡大に伴い、競争環境の激化を重要な課題としているが、アナリティクスソフトウェアをSaaSという形で提供することで、顧客と継続的な接点をもって他社に対して参入障壁を築いている。

 

【沿革】

2010年9月 創業。デジタルマーケティングのコンサルティング事業を開始

2011年4月 成果コミット型デジタルマーケティングのコンサルティング事業を開始。2014年8月 社内利用向けの自動分析ツールをSaaS(Software as a Service)として改良し、アクセス解析データ分析レポートサービス「Sure!」のベータ版をリリース

2015年4月 「Sure!」事業の後継として、アクセス解析・改善提案サービス「AIアナリスト」をベータ版としてリリース

2015年6月 ジャフコSV4共有投資事業有限責任組合から資金調達

2015年11月 「AIアナリスト」をサブスクリプションモデルに変更、正式版としてリリース

2016年9月 ジャフコSV4共有投資事業有限責任組合から追加の資金調達

2017年1月 電通デジタル投資事業有限責任組合から資金調達

2018年4月 コンテンツマーケティングサービス「AIアナリストSEO」をベータ版で提供開始

2018年11月 株式会社リコー、株式会社マイナビ、TIS株式会社、みずほ成長支援第2号投資事業有限責任組合などより資金調達。株式会社リコーのプロダクトに対し「AIアナリスト」の一部機能を提供する協業契約を提携

2019年1月 コンテンツマーケティングサービス「AIアナリストSEO」正式版を提供開始

「AIアナリスト」の知見を活かし、集客から接客までを一貫で行うべく自動広告運用サービス「AIアナリストAD」を提供開始

2019年2月 社内研究所として「WACUL テクノロジー&マーケティングラボ」を設立。研究顧問として国立大学法人東京大学・国立大学法人京都大学・学校法人明治大学よりAIやマーケティングの専門家を招聘

2020年2月 「AIアナリスト」をデータ分析でデジタルマーケティングのPDCAを支援するサービスとしてアップデート

2020年10月 株式会社JTBコミュニケーションデザインと観光業デジタルトランスフォーメーションを支援する「AIアナリスト forツーリズム」共同開発・リリース