新規上場(IPO)の
ご相談はこちら(受付時間 平日 9:45 - 17:30)

IPOコラム
「攻めるために、整える」とは?売上高16億円で急拡大に耐えられる管理体制、経営のインフラを構築するために選択した、光フードサービスの戦略とは?
Table of Contents
「売上は伸びている。でも、ここからどうやって事業を拡大していくのかが見えない」
「人が増えてきたのに、業務が回らない。属人化が進んでしまっている」
そんな課題を感じている中小企業の経営者の皆さまへ。
会社を次のステージに引き上げたいと考えているなら、真っ先に見直すべきは「管理体制」かもしれません。
事業規模を拡大するには、「売上」「人」「拠点」が増えるだけでは不十分。
それらを支えるガバナンス・内部統制・管理体制体制といった、見えにくい“経営のインフラ”を整える必要があります。
そして、その体制づくりを現実の成長につなげた企業がいます。
それが、今回ご紹介する光フードサービス株式会社です。
光フードサービスは、名古屋を拠点に「焼きとん大黒」や「魚椿」などの立ち飲み居酒屋業態を展開する飲食企業です。
最大の特徴は、10坪の狭小店舗という小さな“箱”で、高い回転率・高顧客満足・低コスト運営を実現すること。
・月商700万円を叩き出す10坪店舗
・平均客単価2,500円前後、ターゲットは30~50代
・セントラルキッチンによる調理効率化
・家賃を抑える「スキマ出店」戦略
・常連客を重視する“接近戦”営業スタイル
この堅実かつ戦略的なモデルにより、同社は2024年2月、東証グロース市場と名証ネクスト市場への重複上場を果たしました。
注目すべきは、上場直前期の売上高がわずか16億円だったという点。
「うちはまだそこまでの規模じゃない」と思っていた経営者の方にとって、この事実は大きな気づきになるはずです。
1年間で3社が新規上場を実現した「価値向上経営フォーラムIPO分科会」
光フードサービスの大谷光徳社長は、創業当初から「100店舗以上」「外食トップ10入り」という明確な目標を掲げていました。
その目標を実現するためには、単に売上を伸ばすだけでなく、企業としての“基盤”を整備することが必要でした。
・急拡大に耐えられる管理体制の構築
・コンプライアンスやガバナンスの強化
・正しい業績管理、開示制度への対応
それを一気に推し進める手段として、「上場」という選択肢を取られたのです。
「会社の未来を支える“土台”を固めるには、上場が最も明確で、有効なプロセスだった」と語る大谷社長。
上場は資金調達の手段であると同時に、組織を鍛えるための強力な“トレーニング”にもなります。
現在、同社は上場で得た信用と資金をもとに、乗降者数16万人以上の駅周辺を中心に全国展開を加速させています。
将来的には600店舗体制の達成を目指すという、明確なビジョンを描いています。
そして何より、上場という挑戦がもたらしたのは、“仲間を集める旗”としての効果。
「この指とまれ」の精神で、志ある人材が集まり、会社が本当に変わり始めたのは、体制を整える覚悟を持ったときからだったのです。
光フードサービスの事例は、売上高が20億円に満たなくても、管理体制を整え、戦略的に上場を目指せば、十分に実現できることを証明しています。
「いまはまだ早い」
「うちはそこまでの会社じゃない」
もしそう思っているなら、一度立ち止まって考えてみてください。
事業の成長を本気で目指すなら、まず整えるべきは“管理体制”。
そして、それを整える一つの明確なプロセスとして、上場という手段があります。
この気づきが、あなたの会社の未来を変えるかもしれません。
そんな大谷社長の話を“生で聞けこくことができる機会があります。
2025年6月開催の「価値向上経営フォーラムIPO分科会」では、 光フードサービスの大谷光徳社長に登壇いただきます。
自分の会社の未来を、真剣に考えたい経営者の方にこそ、ぜひご参加いただきたいと思います。
1年間で3社が新規上場を実現した「価値向上経営フォーラムIPO分科会」
【概要】
日程:2025年6月11日(水)
時間:10:00~17:00
会場:船井総研グループ 東京本社 サステナグローススクエア TOKYO(八重洲)
参加費:体験参加として1社2名まで特別価格でご参加可能
(事前にオンラインで30分の事前説明のお時間をいただきます)
【最新IPOコラム】
公式X(エックス:旧Twitter) おすすめコラム・セミナー情報を通知します
Tweets by funaisokenIPO公式facebookおすすめコラム・セミナー情報を通知します