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IPOコラム
JX(ジェイエックス)金属株式会社のプライム市場への上場が、2025年2月14日に承認されましたので、概要などをまとめました。
【会社名】 | JX(ジェイエックス)金属株式会社 | |
【代表取締役社長】 | 林陽一 | |
【社員数】 | 9,282人(連結) | |
【事業内容】 | 半導体材料、情報通信材料の製造及び販売、資源開発、金属の製錬、リサイクル | |
【HP】 | https://www.jx-nmm.com/ | |
【上場承認日】 | 2025年2月14日 | |
【上場日】 | 2025年3月19日 | |
【上場市場】 | プライム市場 | |
【業績】 | 2024年3月期(連結) | |
売上高 | 1,512,345百万円 | |
経常利益 | 86,172百万円 | |
【主幹事証券】 | 大和証券株式会社 | |
【監査法人】 | EY新日本有限責任監査法人 |
【特徴】
ENEOSホールディングス株式会社を親会社とし、子会社70社との計71社から構成されております。
半導体・情報通信分野に欠かせない銅やレアメタルを原料とする先端素材の開発・製造・販売を主な内容としてグローバルな事業活動を行っており、半導体用スパッタリングターゲットや圧延銅箔を主力製品としております。これらに加えて、銅やレアメタルの資源開発や、製錬・リサイクル事業を手掛けており、上流から下流までをつなぐ強固なサプライチェーンを有することにより、安定的に先端素材をマーケットに供給しております。
MLCCの株式譲渡に伴う連結範囲からの除外、エレクトロニクス関連市場のサプライチェーンにおける在庫調整に起因する減販等が生じることで、前年同期と比較して直前期である2024年3月期の売上高は減少しております。減収による影響はあるものの、円安による為替評価益、MLCC株式の譲渡決定に伴って前年度に計上した減損損失の反転等により営業利益は増加しております。
直前期である2024年3月期の売上高は1,512,345百万円(前年同期は1,638,484百万円)、営業利益は86,172百万円(前年同期は72,925百万円)、親会社の所有者に帰属する当期純利益は102,624百万円(前年同期は36,930百万円)となっております。
なお、JX金属株式会社は国際会計基準に基づいて財務諸表を作成しております。
【株主構成】
ENEOSホールディングス株式会社が100%の株式を所有しております。
なお、ストックオプション制度は採用しておりません。
【沿革】
2002年9月 | 株式会社ジャパンエナジーと(旧)日鉱金属株式会社が株式移転により新日鉱ホールディングス株式会社 (現 JX金属株式会社)を設立し、両社は同社の完全子会社となる | |
2003年10月 | (旧)日鉱金属株式会社の金属加工事業を分離・独立させ、日鉱金属加工株式会社を設立 | |
2003年12月 | 日鉱宇進精密加工(蘇州)有限公司(現 日鉱金属(蘇州)有限公司)設立 | |
2004年8月 | 韓国日鉱マテリアルズ社(現 JX Metals Korea Co., Ltd.)設立 | |
2005年12月 | NMU Division, Inc.(現 JX Advanced Metals USA Inc.)設立 | |
2006年4月 | 株式会社日鉱マテリアルズが(旧)日鉱金属株式会社及び日鉱金属加工株式会社を合併し、 (新)日鉱金属株式会社に商号変更 | |
2010年4月 | 新日鉱ホールディングス株式会社及び新日本石油株式会社が株式移転によりJXホールディングス株式会社 (現 ENEOSホールディングス株式会社)を設立し、両社は同社の完全子会社となる | |
2010年7月 | 新日鉱ホールディングス株式会社が(新)日鉱金属株式会社を合併し、JX日鉱日石金属株式会社に商号変更 | |
2016年1月 | JX日鉱日石金属株式会社がJX金属株式会社に商号変更 | |
2018年6月 | 東邦チタニウム株式会社の株式50.38%を取得し、同社を子会社とする | |
2018年7月 | ドイツ・H. C. Starck Tantalum & Niobium社(現 TANIOBIS GmbH)の株式取得により同社を子会社化 することで、レアメタル事業を強化 | |
2022年8月 | カナダ・eCycle Solutions Inc.の株式を取得し、同社を子会社とする | |
2022年9月 | 韓国・LS-Nikko Copper Inc.の当社グループ保有株式全て(49.9%)を譲渡 | |
2023年7月 | チリ・カセロネス銅鉱山権益の51%を、カナダ・Lundin社に譲渡(2024年7月に追加で権益19%を譲渡 | |
2023年12月 | JX金属プレシジョンテクノロジー株式会社の株式の過半を譲渡(譲渡後の当社持分比率15%) | |
2024年3月 | パンパシフィック・カッパー株式会社の株式の20%及びロス・ペランブレス銅鉱山権益を保有する オランダ子会社の株式13.06%(権益3.27%相当)を、丸紅株式会社に譲渡 | |
2024年5月 | 英文商号をJX Advanced Metals Corporationに変更 | |
2024年7月 | 三菱商事株式会社との合弁により設立したJX金属サーキュラーソリューションズ株式会社 (JX金属持分比率80%)が事業開始 | |
2024年8月 | タツタ電線株式会社の公開買付が成立し、同社を子会社とする |
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