IPOコラム

株式会社エス・エム・エス・データテック TOKYO PRO Market(東京プロマーケット)新規上場申請を公表

株式会社エス・エム・エス・データテックのTOKYO PRO Market(東京プロマーケット)への上場が、2024年12月25日に公表されましたので、概要などをまとめました。

【会社名】  株式会社エス・エム・エス・データテック
【代表取締役】 松原哲朗
【社員数】554人(連結)
【事業内容】システムの開発・運用・保守を中心としたシステムライフサイクルのトータルサポート事業
【HP】https://www.sms-datatech.co.jp/
【上場公表日】2024年12月25日
【上場日】2025年1月31日
【上場市場】TOKYO PRO Market
【業績】2024年5月期(連結)
 売上高5,138,434千円
 経常利益171,204千円
【J-Adviser】Jトラストグローバル株式会社
【監査法人】RSM清和監査法人

【特徴】
連結子会社1社との計2社で構成されております。公官庁や金融・流通・製造業界などに導入された基幹システムの運用・保守業務を担う会社として設立され、その後システム開発事業も展開しています。アプリケーション開発やシステム基盤開発の技術者を多く擁し、幅広いITサービスマネジメントノウハウと運用設計ナレッジを蓄積しております。それらをベースにして、システム開発の要件定義段階からシステム維持メンテナンスおよび運用サービスまでを視野に入れた、システムのライフサイクルをトータルにサポートする事業を展開しております。

業務改革やデジタル変革などの需要を取り込むことで事業拡大を推進させた結果、直前期である2024年5月期の売上高は5,138,434千円(前年同期比10.0%増)、営業利益は176,262千円(前年同期比43.9%増)、経常利益は171,204千円(前年同期比34.4%増)、当期純利益は114,481千円(前年同期比42.2%増)となりました。

【株主構成】

株主構成としては、代表取締役である松原哲朗氏が76.0%、株式会社NTTデータSMSが8.0%、子会社の代表取締役である大藏陽一氏が4.0%、取締役である小野敏明氏が3.0%、取締役である関根義明氏が3.0%となっております。

ストックオプション制度は採用しておりません。

【沿革】

2001年6月データ通信システムが急速に発展するに伴い、システム運用保守サービスの拡大を図る目的をもって法人設立
2006年3月有限会社シンフォーへ出資200万、中国大連にオフィスを開設(大連SDT社)
2007年4月アネックスを東京都中央区湊1丁目12番10号アサヒビル4Fに開設、TQMの導入
2007年5月NSA(日本ソフトウエア産業協会)加盟、シンフォー株を株式会社シンフォーへ株式譲渡(40株 200万円)
2009年2月一般建設業の認可取得
2011年6月AMSテクノロジー株式会社から一部事業譲渡
2013年10月大連SDT社の株式一部譲渡
2013年12月大連SDTが大連CPSDT社へ社名変更
2019年5月株式会社インディゴデータを設立(100%出資子会社)
2021年8月ServiceNowとパートナー契約を締結

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