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IPOコラム
株式会社コスモス調剤 TOKYO PRO Market(東京プロマーケット)新規上場申請を公表
愛知県に本社を置く株式会社コスモス調剤のTOKYO PRO Marketへの上場が、2024年12月5日に公表されましたので、概要などをまとめました。
【会社名】 | 株式会社コスモス調剤 | |
【代表取締役社長】 | 松浦 宏典 | |
【社員数】 | 211人(連結) | |
【事業内容】 | 調剤薬局の経営、ジェネリック医薬品の卸売、薬剤師国家試験予備校の経営 | |
【HP】 | https://www.cosmos-ph.co.jp/ | |
【上場公表日】 | 2024年12月5日 | |
【上場日】 | 2024年1月8日 | |
【上場市場】 | TOKYO PRO Market(東京プロマーケット) | |
【業績】 | 2024年3月期(連結) | |
売上高 | 6,187百万円 | |
経常利益 | 326百万円 | |
【J-Adviser】 | フィリップ証券株式会社 | |
【監査法人】 | 監査法人やまぶき |
【特徴】
子会社6社との計7社により構成されており、調剤薬局事業を主たる事業として運営しております。グループのセグメントとしては、調剤薬局関連事業の単一セグメントとなっていますが、調剤薬局事業の重要な役割としての在宅サービス、従たる事業として、薬局へ医薬品を配送するジェネリック医薬品卸売事業、および薬剤師の育成をおこなう薬剤師国家試験対策予備校を運営しております。子会社である有限会社タイゼンについては、申請期である2024年10月に子会社化させております。
新規出店及び在宅・施設調剤の拡大を進めており、電子処方箋システム投資やお薬手帳アプリの活用推進等のデジタル化による患者の利便性向上に注力しています。また、国が推進する医療ⅮⅩサービスの実現、積極的な機械化による患者への迅速かつ正確な医薬品の提供及び薬局薬剤師の生産性向上と労働環境改善などに取り組んでおります。
その結果、直前期である2024年3月期の売上高は6,187百万円(前年同期比6.6%増)、営業利益は319百万円(前年同期比218.5%増)、経常利益は326百万円(前年同期比55.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は27百万円(前年同期比39.4%増)となりました。
【株主構成】
代表取締役社長を務める松浦宏典氏の資産管理会社である株式会社メイホクが100%の株式を保有しております。
ストックオプション制度は採用しておりません。
【沿革】
1999年12月 | 有限会社中央調剤設立 | |
2002年9月 | 有限会社中央調剤を組織変更し、株式会社名北調剤設立 | |
2007年5月 | 創業家である松浦家が、株式会社メディカルの株式を取得 | |
2008年6月 | 創業家である松浦家が、株式会社アポエージェントの株式を取得 | |
2011年6月 | コスモス調剤薬局大根店にて、在宅サービスを開始 | |
2012年1月 | 創業家である松浦家が、株式会社名西薬品の株式を取得 | |
2015年4月 | こども薬局・高齢者施設メイク教室など、ボランティアイベント開始 | |
2021年10月 | 名古屋大学医学部附属病院前に昭和調剤薬局を開局(事業譲受) | |
2021年11月 | 薬剤師国家試験対策予備校を運営する株式会社ファーマプロダクトの事業を譲受し、子会社化 | |
2021年12月 | 株式会社向陽薬局の株式を新たに取得し、子会社化 | |
2022年3月 | 株式会社メディカルの株式を追加取得し、完全子会社化 | |
2024年1月 | 株式会社アポエージェントの株式を追加取得し、完全子会社化 株式会社名西薬品の株式を追加取得し、完全子会社化 | |
2024年9月 | 株式会社コスモス調剤に商号変更 | |
2024年10月 | 有限会社タイゼンの株式を新たに取得し、子会社化 |
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