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IPOコラム
アルピコホールディングス株式会社 IPO(新規上場)承認
長野県に本社を置くアルピコホールディングス株式会社のスタンダード市場への上場が、2024年11月21日に承認されましたので、概要などをまとめました。
【会社名】 | アルピコホールディングス株式会社 | |
【代表取締役社長】 | 佐藤 裕一 | |
【社員数】 | 1,978人(連結) | |
【事業内容】 | 小売、運輸、観光の各事業を中心とした企業グループの企画、管理及び運営 | |
【HP】 | https://www.alpico.co.jp/ | |
【上場承認日】 | 2024年11月21日 | |
【上場日】 | 2024年12月25日 | |
【上場市場】 | スタンダード市場 | |
【業績】 | 2024年3月期(連結) | |
営業収益 | 99,620,488千円 | |
経常利益 | 2,123,097千円 | |
【主幹事証券】 | みずほ証券株式会社 | |
【監査法人】 | EY新日本有限責任監査法人 |
【特徴】
子会社10社及び関連会社1社の計12社で構成されており、アルピコホールディングス株式会社は純粋持株会社として子会社の事業活動の経営管理・指導を行っています。子会社が流通事業、運輸事業、観光事業、不動産事業、その他のサービス事業を展開しております。
流通事業における商品価格の見直しによる単価アップ、運輸事業における観光需要の取り込み、また、観光事業ではホテル旅館の宿泊稼働回復が顕著となり、これらを中心に売上回復に大きく寄与しています。以上の結果、直前期である2024年3月期の営業収益は99,620,488千円(前年同期比7.5%増)、営業利益は2,448,507千円(前年同期比348.95%増)、経常利益は2,123,097千円(前年同期比302.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は904,465千円(前年同期比1147.0%増)となりました。
【株主構成】
株主構成としては、サンリン株式会社が10.11%、株式会社八十二銀行が9.27%、高沢産業株式会社が8.09%、キッセイ薬品工業株式会社が6.35%、損害保険ジャパン株式会社が5.75%となっております。
なお、ストックオプション制度は採用しておりません。
【沿革】
2008年5月 | 松本電気鉄道株式会社が株式移転の方法によりアルピコ・ホールディングス株式会社を設立 | |
2008年6月 | 松本電気鉄道株式会社が保有していたアルピコ観光サービス株式会社、アルピコ自工株式会社、他21社の連結子会社 の株式を、アルピコ・ホールディングス株式会社に譲渡 | |
2008年7月 | アルピコタクシー茅野株式会社、アルピコタクシー諏訪株式会社、アルピコ通商株式会社及び松本運送株式会社と アルピコ・ホールディングス株式会社との間で、当社を完全親会社とする株式交換契約を締結し、諏訪バス株式 会社、株式会社ホテル翔峰、株式会社アップルランド及びアルピコタクシー中央株式会社については、 全部取得条項付種類株式を用いて100%子会社化 | |
2008年10月 | 松本電気鉄道株式会社がアルピコハイランドバス株式会社、諏訪バス株式会社(旧:諏訪自動車株式会社)、川中島 バス株式会社(旧:川中島自動車株式会社)の株式をアルピコホールディングス株式会社より取得し完全子会社化 | |
2011年4月 | バス、タクシー事業の一体経営を通じ、ガバナンスの強化、事業運営の効率化を図る目的として、松本電気鉄道 株式会社を存続会社とし、松本電気鉄道株式会社が諏訪バス株式会社、川中島バス株式会社を吸収合併し、商号を アルピコ交通株式会社と変更 アルピコタクシー中央株式会社を存続会社とし、アルピコタクシー中央株式会社がアルピコタクシー茅野株式会社、 アルピコタクシー諏訪株式会社、アルピコタクシー岡谷株式会社、アルピコタクシー長野株式会社を吸収合併し、 商号をアルピコタクシー株式会社と変更 | |
2013年12月 | 信州名鉄交通株式会社の株式を100%取得、商号を信州アルピコタクシー株式会社と変更し子会社化 | |
2014年7月 | 長野トラベル株式会社の株式を100%取得し子会社化 | |
2015年3月 | 株式会社宇都宮の株式を100%取得し子会社化 | |
2015年4月 | アルピコ交通株式会社の100%出資によるアルピコ交通東京㈱設立 | |
2016年1月 | 株式会社マツヤの株式を100%取得し子会社化 | |
2017年10月 | アルプス交通株式会社の株式を100%取得し子会社化 | |
2020年10月 | 松本タクシー株式会社の株式を100%取得し子会社化 | |
2022年4月 | アルピコ交通株式会社が株式交換によりアルピコタクシー株式会社を子会社化 | |
2022年4月 | アルピコ交通株式会社の100%出資によりアルピコ蓼科高原リゾート株式会社を設立 | |
2024年7月 | アルピコ交通株式会社が保有する蓼科地区資産及び原村地区資産を事業分割し、アルピコリゾート&ライフ株式会社 が承継 アルピコリゾート&ライフ株式会社がアルピコ蓼科高原リゾート株式会社の株式を100%取得し子会社化 |
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