IPOコラム

株式会社Schoo(スクー) IPO(新規上場)承認

株式会社Schoo(スクー)のグロース市場への上場が、2024年9月17日に承認されましたので、概要などをまとめました。

【会社名】  株式会社Schoo(スクー)
【代表取締役社長】 森健志郎
【社員数】139人(単体)
【事業内容】個人・法人向けオンライン動画学習サービスの提供 
【HP】https://corp.schoo.jp/
【上場承認日】2024年9月17日
【上場予定日】2024年10月22日から10月28日のいずれかの日(上場日の4営業日前までに決定予定)
【上場市場】グロース市場
【業績】2023年9月期(単体)
 売上高2,007,927千円
 経常利益(△)△671,662千円
【主幹事証券】野村證券株式会社
【監査法人】EY新日本有限責任監査法人

【特徴】
学びや教育を起点とした事業を展開しております。社会人の「学び手」に向けては、法人向け研修サービス「Schoo for Business」、個人向け学習サービス「Schoo for Personal」を提供し、高等教育機関・社会人教育事業者の「教え手」に向けては、学習管理プラットフォームサービス「Schoo Swing」を提供しております。

広告宣伝・販売促進等の積極的なマーケティング投資、人材採用・育成をはじめとした組織体制の強化、顧客体験価値の向上に向けた学習コンテンツの質の向上、新規顧客の獲得及び既存顧客に対するカスタマーサクセスなどに注力しております。

この結果、直前期である2023年9月期の売上高は2,007,927千円(前年同期は1,317,868千円)、営業損失(△)は△623,721千円(前年同期は△753,342千円)、経常損失(△)は△671,662千円(前年同期は△766,455千円)、当期純損失(△)は△680,386千円(前年同期は△770,628千円)となりました。

【株主構成】

株主構成としては、代表取締役社長である森健志郎氏が24.65%、IF Growth Opportunity Fund I ,L.P. が10.73%、KDDI地方創生事業育成1号投資事業有限責任組合が9.37%、BIG2号投資事業有限責任組合が7.62%、インキュベイトファンド2投資事業有限責任組合が5.88%となっております。

またストックオプション制度を採用しており、過去15回の新株予約権を発行しております。

【沿革】

2011年10月株式会社schooを設立
2012年1月消費者向けオンライン学習サービス「schoo WEB-campus」をリリース
2012年10月「schoo WEB-campus」のプレミアムサービスを提供開始
2014年1月「schoo WEB-campus」の生放送授業の視聴に特化したiOSアプリ「スクー生放送」をリリース
2014年6月東京大学・法政大学と連携し授業配信を実施
2015年3月全国10大学と連携し教養科目の生配信を実施
2015年3月「schoo WEB-campus」の法人向けビジネスプラン(現「Schoo for Business」)を提供開始
2015年4月iOSアプリ「スクー生放送」をリニューアルし、「schoo WEB-campus」のiOSアプリをリリース
2015年9月「schoo WEB-campus」のAndroidアプリをリリース
2015年10月学習環境の格差軽減に貢献することを目的に地方自治体との連携開始
2016年10月商号を頭文字を大文字とした「株式会社Schoo」に変更
2016年10月サービス名称を「schoo WEB-campus」から「Schoo」へ変更
2018年2月法人向けの学習動画制作サービスを提供開始
2019年9月地方創生・地域活性化への取り組みを契機にKDDI株式会社と資本業務提携
2021年5月奄美大島5市町村と地方創生推進の包括的パートナーシップ協定を締結
2021年9月高等教育機関向けのDX(デジタルトランスフォーメーション)支援サービス「Schoo Swing」をリリース

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