IPOコラム

ウェッジ株式会社 TOKYO PRO Market(東京プロマーケット)新規上場申請を公表

京都府に本社を置くウェッジ株式会社のTOKYO PRO Market(東京プロマーケット)への上場が、2024年8月30日に公表されましたので、概要などをまとめました。

【会社名】  ウェッジ株式会社
【代表取締役社長】 秋田正人
【社員数】73人(連結)
【事業内容】無線機の販売及びレンタル  
【HP】https://www.aaa-wedge.co.jp/
【上場公表日】2024年8月30日
【上場予定日】2024年9月24日
【上場市場】TOKYO PRO Market
【業績】2023年12月期(連結)
 売上高2,203,746千円
 経常利益82,817千円
【J-Adviser】株式会社日本M&Aセンター
【監査法人】ひかり監査法人

【特徴】
連結子会社であるアプリシエイト株式会社との計2社で構成され、全国9拠点での無線機の販売・レンタルを行い、アプリシエイト株式会社はインターネットで無線機の販売、中古無線機の買取と販売を行っております。無線機関連事業を単一の報告セグメントとしており、主たる事業として無線機(「特定小電力トランシーバー」「デジタル簡易無線登録局」「デジタル簡易無線免許局」「IP無線機」「システム・ネットワーク機器」)の販売・設計・開発・保守、無線機レンタルで構成されております。

商品供給体制につきましては大量ロットで仕入れを実施することで商品欠品による機会損失を防ぎ、仕入価格上昇を緩やかにする努力を行っております。販売状況におきましては、イベント開催の復活によりレンタル事業につきましては好調に推移しましたが、その他の販売商品は前連結会計年度におきまして新型コロナウィルス感染症による買い控えからの需要回復が一巡しておりその反動で苦戦を強いられる結果となりました。

以上の結果、直前期である2023年12月期の売上高は2,203,746千円(前年同期は2,288,404千円)、営業利益は85,990千円(前年同期は78,500千円)、経常利益は82,817千円(前年同期は77,271千円)、親会社株主に帰属する当期純利益は58,950千円(前年同期は59,320千円)となりました。

【株主構成】

株主構成としては、代表取締役社長である秋田正人氏が86.86%、アイコム株式会社が7.30%、代表取締役社長の配偶者である秋田里加氏が5.84%となっております。

ストックオプション制度は採用しておりません。

【沿革】

1997年10月ウェッジ株式会社を設立       
2002年6月アプリシエイト有限会社を設立
2006年8月業容拡大を目的として、広域無線事業を行っていたシティネット株式会社、株式会社神戸ベイネットの株式を
保有する京都コムケア株式会社の発行済全株式を取得
2010年1月シティネット株式会社をウェッジ・イースト株式会社へ社名変更
株式会社神戸ベイネットをウェッジ・ウエスト株式会社へ社名変更
2012年12月ウェッジ・イースト株式会社、ウェッジ・ウエスト株式会社を吸収合併
2018年10月オリジナルブランド「Wedge Talkie®」を販売開始
2022年10月グループ会社のアプリシエイト有限会社を完全子会社化
2023年3月アプリシエイト有限会社を株式会社へ組織変更
アプリシエイト株式会社に対して7,000千円の追加出資を行い、資本金を10,000千円に増額

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