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IPOコラム
株式会社NICS(ニックス) TOKYO PRO Market(東京プロマーケット)新規上場申請を公表
岡山県に本社を置く株式会社NICS(ニックス)のTOKYO PRO Marketへの上場が、2024年7月4日に公表されましたので、概要などをまとめました。
【会社名】 | 株式会社NICS(ニックス) | |
【代表取締役社長】 | 山根慎一郎 | |
【社員数】 | 77人(単体) | |
【事業内容】 | ソフトウェア受託開発ならびに、それに付随するコンピュータ機器類販売 | |
【HP】 | https://www.nics.ne.jp/ | |
【上場公表日】 | 2024年7月4日 | |
【上場予定日】 | 2024年8月8日 | |
【上場市場】 | TOKYO PRO Market | |
【業績】 | 2023年12月期(単体) | |
売上高 | 728,160千円 | |
経常利益 | 57,000千円 | |
【J-Adviser】 | フィリップ証券株式会社 | |
【監査法人】 | イースト・サン監査法人 |
【特徴】
ソフトウェア受託開発を中心とするIT全般に関わるサービスをシステム開発事業として提供しております。請負契約、準委任契約、派遣契約を通じて、メーカーや大手Sier向けにソフトウェアを提供しており、システム開発サービスにおけるそれぞれの売上高構成比率は、請負契約70%、準委任契約20%、派遣契約10%となっております。システムインテグレーションサービスにおいては、ハードウェアの選定からソフトウェアの開発に至るまでの工程を一貫して取り扱っております。
主要顧客に焦点を当てた営業活動を強化して単価交渉を行っており、さらに、生産効率の向上を目指して工程に生成系AIを導入しています。システムインテグレーションサービスでは、主要顧客のハードウェア部分と中小規模の顧客のソフトウェア開発、およびハードウェアとストックビジネスの拡大に努めています。
以上の結果、直前期である2023年12月期の売上高は728,160千円(前年同期比14.6%増)、営業利益は56,339千円(前年同期比97.0%)、経常利益は57,000千円(前年同期比97.3%増)、当期純利益は39,209千円(前年同期の当期純損失(△)は△89,525千円)となりました。
【株主構成】
株主構成としては、代表取締役社長である山根慎一郎氏が44.82%、代表取締役の二親等内の血族である山根光惠氏が19.64%、コタエル信託株式会社が8.54%、大阪中小企業投資育成株式会社が6.40%、代表取締役の二親等内の血族である山根英雄氏が5.12%となっております。
またストックオプション制度を採用しており、過去3回の新株予約権を発行しております。
【沿革】
1974年11月 | 山根船舶工業株式会社電算室より分離独立して、システム開発及び関連するハードウェア等販売を目的として 岡山県玉野市宇野に株式会社日本情報管理システム設立 | |
1996年4月 | インターネット・プロバイダー事業として「宝島(現 Nics-Net)」を開設 | |
2007年12月 | 一般財団法人日本情報経済社会推進協会よりプライバシーマーク(10822721)取得 | |
2010年4月 | インターネット・プロバイダー事業をユニアデックス株式会社へ事業譲渡 | |
2012年4月 | 株式会社NICSへ商号変更 | |
2014年12月 | 株式会社東芝のオフィスコンピュータを中心とした東芝製品の販売店である株式会社岡山トスバックを吸収合併 | |
2018年6月 | 一般労働者派遣事業者認可(派33-300462)取得 | |
2021年12月 | 情報セキュリティマネジメントシステム認証(登録番号50301403 ISMS13)取得 |
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