IPOコラム

シュンビン株式会社 TOKYO PRO Market(東京プロマーケット)新規上場申請を公表

京都府に本社を置くシュンビン株式会社のTOKYO PRO Marketへの上場が、2024年5月24日に公表されましたので、概要などをまとめました。

【会社名】  シュンビン株式会社
【代表取締役社長】 津村 元英
【社員数】37人(連結)
【事業内容】ブランディングコンサルティング及び商品開発デザイン事業   
【HP】https://www.shun-bin.com/
【上場公表日】2024年5月24日
【上場予定日】2024年6月27日
【上場市場】TOKYO PRO Market
【業績】2023年3月期(連結)
 売上高987,241千円
 経常利益9,830千円
【J-Adviser】フィリップ証券株式会社
【監査法人】監査法人やまぶき

【特徴】

連結子会社1社との計2社で構成されており、パッケージを中核に製造・販売・商品企画・デザイン等の事業展開をしております。単にパッケージだけでなく、企業そのものも対象として、ブランディング及び商品開発デザイン事業の単一セグメントを展開しております。

対象顧客の業種を拡げ、ブランド戦略検討会というコンサルティングスキームを通じて、付加価値が高い事業にシフトし、経営の安定化に努める方針を取った結果、直前期である2023年3月期の売上高は 987,241 千円(前年度同期比2.4%増)、営業利益は6,890千円(前年同期の営業損失(△)は△ 3,943 千円)、経常利益は 9,830 千円(前年同期比183.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は8,905 千円(前年同期比260.9%増)となりました。


【株主構成】

株主構成としては、代表取締役社長である津村元英氏が52.16%、シュンビン株式会社持株会が19.85%、株式会社北川本家 が5.44%、代表取締役社長の二親等以内の血族である倉谷知子氏が5.35%、取締役である小林永氏が4.35%となっております。

また、ストックオプション制度は採用しておりません。

【沿革】

1941年5月津村製樽店を法人化し、津村製樽株式会社を設立       
1947年3月戦争激化の影響を受けて1942年に一時休業後、事業を再開
津村製樽株式会社を京都容器工業株式会社へ商号変更
1976年2月容器の共同開発・販売を目的として、京都府京都市伏見区に京都容器工業株式会社と株式会社光陽の合弁会社として
京都洗壜株式会社を設立
1979年5月京都容器工業株式会社から京都洗壜株式会社へ営業権の譲渡
譲渡後、京都容器工業株式会社は不動産の所有管理をする法人となる
1979年12月京都洗壜株式会社を京都容器光陽株式会社(旧)へ商号変更
2001年4月京都容器光陽株式会社(旧)から京都容器工業株式会社へ営業権の譲渡
譲渡後、京都容器光陽株式会社(旧)を会社清算
2001年5月京都容器工業株式会社を京都容器光陽株式会社へ商号変更
2004年5月京都容器光陽株式会社をシュンビン株式会社へ商号変更
2012年2月コンサルティングサービス開始(現ブランディング 受注生産サービス)
2015年4月空間・建築デザイン事業の拡大を目的として、京都府京都市伏見区に株式会社槌の音を設立(完全子会社)
2016年4月株式会社槌の音を消滅会社としてシュンビン株式会社が吸収合併
2016年6月6次産業化のブランディング施策の一環として飲食店の運営を目的として、京都府京都市伏見区に地元農家らとの
合弁会社として株式会社むすびのを設立(子会社)
2019年3月株式会社むすびのの全株式を取得し完全子会社化
飲食店の運営に係る営業権を譲渡し、不動産の所有管理をする法人となる

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