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IPOコラム
株式会社QPS研究所(キューピーエスケンキュウショ) IPO(新規上場)承認
福岡県に本社を置く株式会社QPS研究所(キューピーエス研究所)のグロース市場への上場が、2023年10月31日に承認されましたので、概要などをまとめました。
【会社名】 | 株式会社QPS研究所(キューピーエス研究所) | |
【代表取締役社長CEO】 | 大西俊輔 | |
【社員数】 | 41人(単体) | |
【事業内容】 | 小型 SAR 衛星の開発、製造、小型 SAR 衛星より取得した画像データ販売 | |
【HP】 | https://i-qps.net/ | |
【上場承認日】 | 2023年10月31日 | |
【上場日】 | 2023年12月6日 | |
【上場市場】 | グロース市場 | |
【業績】 | 2023年5月期(単体) | |
売上高 | 372,072千円 | |
経常損失 | 323,924千円 | |
【主幹事証券】 | SMBC日興証券株式会社 | |
【監査法人】 | 有限責任監査法人トーマツ |
【特徴】
地球観測衛星データ事業を展開しております。2022年10月12日のイプシロンロケット6号機の打上げが失敗したことにより、当該ロケットに搭載されていた当社の小型SAR衛星3号機及び4号機が使用不能となりましたが、保険金請求手続きや追加資金調達活動を進めつつ、引き続き小型SAR衛星5号機以降の製造及び打上げ準備に取り組み、販売面では、防衛省向けの画像販売を前事業年度から継続した他、令和4年度に引き続き内閣府の「令和5年度 小型SAR衛星コンステレーションの利用拡大に向けた実証」に採択され、画像販売や調査研究を実施した結果、直前期である2023年5月期は売上高が372百万円(前期は18百万円)、経常損失が323百万円(前期は385百万円の経常損失)、当期純損失が1,105百万円(前期は387百万円の純損失)となっております。
※SAR・・・Synthetic Aperture Radarの略で、「合成開口レーダー」とも言います。
【株主構成】
株主構成としては、代表取締役社長CEOである大西俊輔氏が13.81%、スカパーJSAT株式会社が9.63%、株式会社INCJが9.17%、株式会社SMBC信託銀行(特定運用金外信託口契約番号12100440)が8.09%、創業メンバーである八坂哲雄氏が7.20%、代表取締役副社長COOである市來敏光氏が7.06%、株式会社SMBC信託銀行(特定運用金外信託未来創生2号ファンド)が6.01%、日本工営株式会社が3.85%、株式会社SMBC信託銀行(特定運用金外信託未来創生3号ファンド)が2.41%、リアルテックファンド1号投資事業有限責任組合が2.37%となっております。
またストックオプション制度を採用しており、過去7回の新株予約権を発行しております。
【沿革】
2005年6月 | 福岡県福岡市に有限会社QPS研究所(資本金3,000千円)を設立 | |
2016年4月 | 株式会社に組織変更 | |
2021年11月 | スカパーJSAT株式会社(東京都港区)及び日本工営株式会社(東京都千代田区)と業務提携契約を締結 | |
2023年7月 | 「アマテル-Ⅲ」による高精細モード(分解能0.46m)の地球観測データ取得並びに画像化に成功 | |
2023年10月 | 経済産業省の中小企業イノベーション創出推進事業に当社の「高分解能・高画質且つ広域観測を実現する小型SAR衛星システムの実証」が採択 |
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