IPOコラム

株式会社 Laboro.AI(ラボロエーアイ) IPO(新規上場)承認

株式会社 Laboro.AI(ラボロエーアイ)のグロース市場への上場が、2023年6月26日に承認されましたので、概要などをまとめました。

【会社名】  株式会社 Laboro.AI(ラボロエーアイ)
【代表取締役CEO】 椎橋徹夫
【社員数】40人(単体)
【事業内容】機械学習を活用したオーダーメイド型AI「カスタムAI」の開発事業および
カスタムAI導入のためのコンサルティング事業
【HP】https://laboro.ai/
【上場承認日】2023年6月26日
【上場予定日】2023年7月31日
【上場市場】グロース市場
【業績】2022年9月期(単体)
 売上高733,049千円
 経常損失(△)△55,381千円
【主幹事証券】SMBC日興証券株式会社
【監査法人】有限責任大有監査法人

【特徴】

顧客企業固有の成長戦略や事業課題に合わせたオーダーメイドのAI開発とAI導入・事業変革のコンサルティングを行う「カスタムAIソリューション事業」を展開しております。

当社が属するAIソリューション市場については、新型コロナウイルス感染症の拡大と共に非接触をキーワードに幅広い産業で積極的な投資が行われており、事業環境は堅調に推移しております。直前期である2022年9月期は、新規顧客獲得件数が15件(前年同期は5件)となった結果、売上高は733,049千円(前年同期比11.6%増)となりましたが、先行投資としての採用費用、人員増加に伴う人件費、オフィス増床費用及び資本業務提携に伴うファイナンシャルアドバイザーへの支払報酬を計上した結果、経常損失(△)が△55百万円(前期は84百万円の経常利益)、当期純損失(△)が△39百万円(前期は60百万円の純利益)となっております。

【株主構成】

株主構成としては、代表取締役CEOである椎橋徹夫氏が35.39%、代表取締役COO兼CTOである藤原弘将氏が35.39%、株式会社博報堂が8.03%、取締役CAOである松藤洋介氏が7.86%、MCIイノベーション投資事業有限責任組合が3.21%、株式会社SCREENホールディングスが2.41%、株式会社SCREENアドバンストシステムソリューションズが1.58%、THK株式会社が0.80%、日本ガイシ株式会社が0.80%、ZFP第1号投資事業有限責任組合が0.80%となっております。

またストックオプション制度を採用しており、過去5回の新株予約権を発行しております。

【沿革】

2016年4月      人工知能技術を用いたソリューション開発、人工知能の活用に関するコンサルティングを目的として東京都文京区に株式会社Laboro.AI(資本金1,000千円)を設立
2021年7月株式会社SCREENアドバンストシステムソリューションズと幅広いAI関連プロジェクトを共同実施する内容の資本業務提携
2022年6月株式会社博報堂と幅広いAI関連プロジェクトを共同実施する内容の資本業務提携
2022年7月THK株式会社と資本提携
2022年9月三井化学株式会社(出資主体はMCIイノベーション投資事業有限責任組合)、株式会社ゼンリン(出資主体はZFP第1号投資事業有限責任組合)、日本ガイシ株式会社、株式会社SCREENホールディングスとの資本提携

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