IPOコラム

エキサイトホールディングス株式会社 IPO(新規上場)承認

エキサイトホールディングス株式会社のスタンダード市場への上場が、2023年3月15日に承認されましたので、

概要などをまとめました。

エキサイトホールディングスは、2004年12月にジャスダック証券取引所へ上場(2013年7月から東京証券取引所のJASDAQ市場)した後、2018年11月に上場廃止となったエキサイト株式会社を含む持ち株会社です。

【会社名】  エキサイトホールディングス株式会社
【代表取締役社長CEO】 西條晋一
【社員数】194人(連結)
【事業内容】プラットフォーム事業、ブロードバンド事業、SaaS・DX 事業等を営む
グループ会社の経営管理およびそれに附帯または関連する業務 
【HP】https://www.excite-holdings.co.jp/
【上場承認日】2023年3月15日
【上場予定日】2023年4月19日
【上場市場】スタンダード市場
【業績】2022年3月期(連結)
 売上高7,131,961千円
 経常利益407,976千円
【主幹事証券】みずほ証券株式会社
【監査法人】有限責任監査法人トーマツ

【特徴】
エキサイトホールディングス株式会社及び連結子会社2社によって構成されております。

事業内容としては、「エキサイト電話占い」、「エキサイトお悩み相談室」等のカウンセリングサービスや「ウーマンエキサイト」等のメディアサービスに加え、長年にわたるサービス運営により培った女性ユーザー基盤を活かした「セノバス+」等のD2Cサービスを展開するプラットフォーム事業、インターネット接続サービス「BBエキサイト」や格安SIM「エキサイトモバイル」を展開するブロードバンド事業、クラウド経営管理ソフト「KUROTEN.」やウェビナーPDCAクラウド「FanGrowth(ファングロース)」等のSaaSサービスの提供、システム開発・運用等を展開するSaaS・DX事業の3事業を展開しております。

持続的な成長に向け、プラットフォーム事業及びブロードバンド事業へのプロモーション投資や、SaaS・DX事業において中長期の柱を育成するための新規事業立ち上げに取り組んだ結果、2022年3月期は、売上高7,131,961千円(前年同期比4.4%増)、営業利益398,181千円(前年同期比10.8%減)、経常利益407,976千円(前年同期比4.0%減)、親会社株主に帰属する当期純利益346,937千円(前年同期比28.8%減)となりました。

【株主構成】

代表取締役社長CEOである西條晋一氏の資産管理会社であるCASK株式会社が49.15%、西條晋一氏が21.88%、ユナイテッド株式会社が12.91%、株式会社DGベンチャーズが3.23%、みずほ成長支援第2号投資事業有限責任組合が3.23%、取締役CFOである石井雅也氏が2.46%、XTech1号投資事業有限責任組合が1.61%となっております。

またストックオプション制度を採用しており、過去6回の新株予約権を発行しております。

【沿革】

1997年8月エキサイト株式会社を設立
2004年11月エキサイト株式会社が日本証券業協会に株式を店頭登録
2004年12月エキサイト株式会社が日本証券業協会の店頭登録を取り消したうえで、
株式会社ジャスダック証券取引所に株式上場
2018年7月東京都中央区にXTech HP株式会社(現エキサイトホールディングス株式会社)を設立
2018年10月XTech HP株式会社(現エキサイトホールディングス株式会社)がエキサイト株式会社の株式を取得し、子会社化
2018年11月エキサイト株式会社が東証JASDAQスタンダード市場における上場を廃止
2020年10月グループ経営の効率化を図ることを目的として、XTech HP株式会社が純粋持株会社へ移行し、
エキサイトホールディングス株式会社に商号変更

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