IPOコラム

株式会社Arent(アレント) IPO(新規上場)承認

静岡県に本社を置く株式会社Arent(アレント)のグロース市場への上場が、2023年2月20日に承認されましたので、概要などをまとめました。

【会社名】  株式会社Arent
【代表取締役社長】 鴨林広軌
【社員数】42人(連結)
【事業内容】建設業界を中心としたDXコンサルティング、システム開発、システム販売等
【HP】https://arent.co.jp/
【上場公表日】2023年2月20日
【上場予定日】2023年3月28日
【上場市場】グロース市場
【業績】2022年6月期 (連結)
 売上高1,011,934千円
 経常利益14,759千円
【主幹事証券】みずほ証券株式会社
【監査法人】あかり監査法人

【特徴】
現代表取締役副社長の佐海文隆氏を中心として設立された株式会社CFlatを前進として、2018年に現代表取締役社長の鴨林広軌が本格的に経営に参画したことで、複数代表体制になっております。

連結子会社1社、持分法適用会社1社との計3社で構成されており、主に建設業界向けにDXを活用したコンサルティングサービス及びシステム開発・販売を展開しております。
プロダクト共創開発による受託開発の受注が順調に推移したものの、持分法による投資損失が増加したため、直前期である2022年6月期は、売上高は1,011,934千円(前年比289,903千円増)、営業利益は243,011千円(前年比77,246千円増)、経常利益は14,759千円(前年比30,542千円減)、親会社株主に帰属する当期純利益は▲48,048千円(前年比28,527千円減)となっております。

【株主構成】
代表取締役社長である鴨林広軌氏が39.98%、梅林真如氏が11.65%、SBI4&5投資事業有限責任組合が7.59%、代表取締役副社長である佐海文隆氏が7.29%となっております。
また、ストックオプション制度を採用しており、計2回の新株予約権を発行しております。

【沿革】

2012年7月    現代表取締役副社長の佐海文隆を中心として株式会社CFlat(現株式会社Arent)を設立
2018年8月     現代表取締役社長の鴨林広軌が経営に参画し、複数代表体制となる
2019年4月株式会社ASTROTECH SOFTWARE DESIGN STUDIOSを吸収合併
2020年6月商号を株式会社Arentに変更
千代田化工建設株式会社と産業プラントの空間自動設計システムの合弁会社を設立及び運営にかかる契約を締結
2020年7月VTP株式会社(現 株式会社PlantStream)を設立
株式会社Arentと株式会社PlantStreamの間で、技術支援契約を締結
2021年3月日清紡ホールディングス株式会社との共同出資により、株式会社VestOneを設立

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