IPOコラム

中部鋼鈑株式会社 IPO(新規上場)承認

愛知県に本社を置く中部鋼鈑株式会社のプライム市場への上場が、2022年12月21日に承認されましたので、概要などをまとめました。

【会社名】  中部鋼鈑株式会社
【代表取締役社長】 重松久美男
【社員数】500人(連結)
【事業内容】厚鋼板及び鋼片の製造販売、鋼板の切断加工
【HP】https://www.chubukohan.co.jp/
【上場公表日】2022年12月21日
【上場予定日】2022年12月28日
【上場市場】プライム市場
【業績】2022年3月期 (連結)
 売上高64,399百万円
 経常利益5,525百万円
【主幹事証券】SMBC日興証券株式会社
【監査法人】有限責任あずさ監査法人

【特徴】
愛知県に本社を置き、連結子会社である4社(明徳産業株式会社、シーケー商事株式会社、シーケークリーンアド株式会社、シーケー物流株式会社)との計5社で構成されております。
電気炉による厚板鉄鋼製品の製造、販売を行う鉄鋼関連事業、業務用厨房向グリスフィルターのレンタル事業及び広告看板事業、運送・荷役事業と危険物倉庫事業、鉄鋼関連設備を中心とするプラントの設計・施工及び設備保全に関するエンジニアリング事業を展開しております。

直前期である2022年3月期は、売上高が643億99百万円(前年同期比59.6%増)、経常利益が55億25百万円(前年同期比118.2%増)、当期純利益が37億85百万円(前年同期比137.6%増)となっております。

【株主構成】
主要株主は、中部鋼鈑取引先持株会が10.70%、三井物産スチール株式会社が9.20%、光通信株式会社が4.94%、日鉄物産株式会社が4.56%、阪和興業株式会社が3.46%、岡谷鋼機株式会社が3.30%、株式会社三菱UFJ銀行が2.89%、株式会社十六銀行が2.28%、伊藤忠丸紅鉄鋼株式会社が1.97%、株式会社FUJIが1.81%となっております。
また、ストックオプション制度を採用しておりません。

【沿革】

1950年2月     資本金1千万円をもって鋼板の製造及び販売を目的として中部鋼鈑株式会社を設立
1961年10月     名古屋証券取引所市場第二部に株式上場
1967年10月明徳産業株式会社(連結子会社)設立
1972年10月中鋼企業株式会社設立
1974年9月名古屋証券取引所市場第一部に株式指定
1991年10月シーケー商事株式会社(連結子会社)設立
1994年4月シーケークリーンアド株式会社(連結子会社)設立
1997年4月シーケー物流株式会社(連結子会社)設立
1997年8月株式会社マメックス設立
2010年3月中鋼企業株式会社清算結了
2015年6月MEITOKU ENGINEERING VIETNAM CO.,LTD.(連結子会社)設立
2021年6月監査等委員会設置会社に移行
2021年12月MEITOKU ENGINEERING VIETNAM CO.,LTD.の全出資持分を譲渡

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