IPOコラム

monoAI technology (モノアイテクノロジー)株式会社 IPO(新規上場)承認

兵庫県に本社を置くmonoAI technology (モノアイテクノロジー)株式会社のグロース市場への上場が、
2022年11月15日に承認されましたので、概要などをまとめました。

【会社名】  monoAI technology株式会社
【代表取締役社長】本城 嘉太郎
【社員数】111人(連結)
【事業内容】メタバースプラットフォーム「XR CLOUD」の運営
【HP】https://monoai.co.jp/
【上場公表日】2022年11月15日
【上場予定日】2022年12月20日
【上場市場】グロース市場
【業績】2021年12月期 (連結)
 売上高1,291,305千円
 経常損失174,526千円
【主幹事証券】SMBC日興証券
【監査法人】かがやき監査法人

【特徴】

同社グループはmonoAI technology株式会社と連結子会社2社(モリカトロン株式会社、モノビットエンジン株式会社)、及び持分法適用関連会社(AIQVE ONE株式会社(※ソフトウェアテスト・第三者検証の株式会社ベリサーブと共同出資で設立))で構成されています。

仮想空間共有技術プラットフォーム「XR CLOUD」を開発しており、カスタマイズ開発による初期収益に加え、プラットフォーム利用におけるライセンス料及び 運営費等による安定した中長期収益モデルとなっています。

仮想空間共有技術プラットフォーム「XR CLOUD」は、仮想空間におけるイベントや展示会など様々なシーンにおいて、順調に実績を積み重ねております。なお、2020年12月期と2021年12月期は、「XR CLOUD」の研究開発期間と位置づけ、経営資源を投入しており、売上高1,291,305千円(前年同期比14.6%増)、営業損失136,288千円(前年同期は487,539千円の営業損失)、経常損失174,526千円(前年同期は479,888千円の経常損失)、親会社株主に帰属する当期純損失181,650千円(前年同期は580,928千円の親会社株主に帰属する当期純損失)となりました。

【株主構成】

主要株主は、代表取締役社長である本城嘉太郎氏が38.62%、株式会社ベリサーブが10.56%を占めております。

またストックオプション制度を採用しており、過去1回の新株予約権を発行しております

【沿革】

2013年1月株式会社モノビット(現 monoAI technology株式会社)を設立し、
オンラインゲーム受託開発事業及びミドルウェア事業を開始(資本金9,000千円)
2017年6月ゲーム受託制作を行う株式会社AVOCADOを設立(100%子会社)
2018年7月オンラインゲーム開発ミドルウェア「モノビットエンジン」の開発、
販売を行うモノビットエンジン株式会社を設立(100%子会社)
2018年10月ゲームAI開発を行うモリカトロン株式会社を株式交換により100%子会社化
持株会社体制に移行し、モノビット・モリカトロンホールディングス株式会社に
商号変更するとともに、事業会社としてオンラインゲーム受託開発事業及び
ミドルウェア事業を行う株式会社モノビットを設立(100%子会社)
2019年11月 monoAI technology株式会社に商号変更
2020年1月株式会社モノビットを吸収合併するとともに、モリカトロン株式会社の
ソフトウエア品質保証事業を譲受し、持株会社体制を廃止
2021年2月株式会社AVOCADOを吸収合併
2021年2月ソフトウエア品質保証事業を会社分割により分社し、
100%子会社としてmonoAI QA technology株式会社を設立
2021年2月monoAI QA technology株式会社が株式会社ベリサーブに第三者割当増資を実施。
当社の持株比率は33.3%となり持分法適用関連会社となる
monoAI QA technology株式会社がAIQVE ONE株式会社へ商号変更

【最新IPOコラム】