IPOコラム

ウェルプレイド・ライゼスト株式会社 IPO(新規上場)承認

 ウェルプレイド・ライゼスト株式会社のグロース市場への上場が、2022年10月25日に承認されましたので、概要などをまとめました。

【会社名】  ウェルプレイド・ライゼスト株式会社
【代表取締役社長】谷田 優也
【社員数】62人(単体)
【事業内容】e スポーツ事業
【HP】https://wellplayed-rizest.jp/
【上場承認日】2022年10月25日
【上場予定日】2022年11月30日
【上場市場】グロース市場
【業績】2021年10月期 (単体)
 売上高1,671,476千円
 経常利益131,619千円
【主幹事証券】株式会社SBI証券
【監査法人】監査法人A&Aパートナーズ

【特徴】

ウェルプレイド・ライゼスト株式会社は、eスポーツイベントの企画・運営によりクライアントに価値を提供する「クライアントワークサービス」、eスポーツ選手・実況者・解説者・インフルエンサー等の「人」のサポートを軸とした「パートナーソリューションサービス」、eスポーツの新たな価値を創造していくための新規事業をつくりあげる 「ビジネスデザインサービス」の3つのサービスの提供を行っております。

イベント受託の案件数拡大や、2021年2月の株式会社ライゼストとの合併に伴う業界での影響力やサービス品質の向上、さらにマネジメントおよびキャスティングにおける売上の拡大の結果、直前期である2021年10月期は売上高が16億71百万円、経常利益が1億31百万円、当期純利益が82百万円となっております。

なお、直前々期(n-2期)である2020年20月期は、売上高が8億31百万円、経常利益が8百万円、当期純利益が△8百万円となっております。なお、代表取締役が3名いる機関設計になっています。

【株主構成】

主要株主は、親会社である株式会社カヤックが58.91%、代表取締役である谷田優也氏が9.06%、代表取締役である髙尾恭平氏が9.06%、代表取締役である古澤明仁氏が2.83%、取締役である原田清士氏が2.27%、取締役である浅野洋将氏が1.89%、取締役である村田光至朗氏が0.47%となっております。

またストックオプション制度を採用しており、過去3回の新株予約権を発行しております。

【沿革】

2015年11月 eスポーツイベントの企画・運営の受託を目的として、
ウェルプレイド株式会社を東京都渋谷区に設立
2017年6月eスポーツ市場での新たな事業機会の創造を図るため、
株式会社カヤックと資本業務提携を行い第三者割当増資を実施し、
株式会社カヤックがウェルプレイド・ライゼスト株式会社を子会社化
2017年11月自社主催のeスポーツリーグとしてウェルプレイドリーグを開始

2018年3月
eスポーツ選手・実況者・解説者のマネジメント業務
(現パートナーソリューションサービス)開始
2020年3月パートナーソリューションサービスにおいてスポンサー仲介
(エージェント業)開始
2020年10月株式会社電通ライブと業務提携し、
全ての世代を対象にゲームを通じたコミュニケーション開発を行う
プロジェクト「Play G-round」を発足
2021年1月eスポーツイベントの企画・運営における事業展開を強化する目的で、
株式会社ライゼストの株式を取得し子会社化
2021年2月ウェルプレイド株式会社を存続会社として株式会社ライゼストと合併し、
ウェルプレイド・ライゼスト株式会社に商号変更
2021年6月株式会社クリーク・アンド・リバー社と協業し、
ゲーム実況者やプロゲーマーをサポートするプロジェクト「OC GAMES」を開始
2021年7月国内プロゲーミングチームと協業プロデュースし、
eスポーツイベント「LIMITZ」を発足
2021年11月eスポーツの新たな価値を創造するサービスやコンテンツを
企画・開発することを目的としてビジネスデザインサービスを開始
2022年7月南海電気鉄道株式会社と協業し、泉佐野市をeスポーツ先進都市と
することを目的としたeスポーツMICE)コンテンツ実証事業を開始

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