IPOコラム

tripla株式会社(トリプラ) IPO(新規上場)承認

 tripla株式会社(トリプラ)の グロース市場への上場が、2022年10月20日に承認されましたので、概要などをまとめました。

【会社名】:tripla株式会社(トリプラ)

【代表取締役CEO】:高橋 和久

【代表取締役CTO】:鳥生 格

【社員数】:71人(単体)

【事業内容】: 宿泊施設等に対する、公式サイト予約システム「tripla Book」、AI チャットボットシステム「tripla Bot」等のサービスの提供

【HP】:https://tripla.io/

【上場承認日】:2022年10月20日

【上場予定日】:2022年11月25日

【上場市場】: グロース市場

【業績】:

2021年10月期 (単体)

営業収益:506,037千円

経常利益:△132,013千円

【主幹事証券】:大和証券株式会社

【監査法人】: 監査法人A&Aパートナーズ

【特徴】

tripla株式会社は、宿泊施設向けのITサービスとして、 外部ポイントへも交換可能なポイント機能やユーザーが短時間に予約可能なUX/UIが特徴の「tripla Book」を中心に、「tripla Bot」、「tripla Connect」、「tripla Pay」等を提供しております。

新型コロナウイルスの影響を受けるなか、顧客価値向上のため、主要サービスである「tripla Book」、及び 「tripla Bot」の機能改善に向けた開発投資を継続し、取扱高/GMV拡大のため、Google Hotel Adsといったメタサーチ連携強化、ベストレート機能の拡張等を行った結果、直前期である2021年10月期は、営業収益が5億6百万円、経常利益が△1億32百万円、当期純利益が△1億28百万円となっております。

 なお、2022年10月期は、第3四半期時点で営業収益554百万円、経常利益18百万円となっています。

【株主構成】

主要株主は、代表取締役CTOである鳥生格氏が23.66%、代表取締役CEOである高橋和久氏が16.17%、第三位の株主であるイノベーション・エンジン産業創出投資事業有限責任組合が7.14%、取締役CFOである岡義人氏が0.39%となっております。

またストックオプション制度を採用しており、過去6回の新株予約権を発行しております。

【沿革】

2015年4月   東京都新宿区に「株式会社umami」を設立

2017年1月  「tripla AIチャットボット」(現「tripla Bot」)をリリース

2017年1月  北海道札幌市にオペレーションセンターを開設

2017年4月  社名を「tripla株式会社」に変更

2017年4月  本社を東京都中央区に移転

2019年7月  宿泊予約エンジン「triplaホテルブッキング」(現「tripla Book」)をリリース

2020年1月  チャネルマネージャー4社「手間いらず」、「TLリンカーン」、

                   「ねっぱん」、「らく通with」との連携が完了

2020年1月  台湾台北市に台湾営業所を設立

2020年1月  プライバシーマーク認証取得

2022年1月  宿泊業界特化型のCRM・MAツール「tripla Connect」をリリース

2022年5月  現地決済サービス「tripla Pay」をリリース

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