IPOコラム

株式会社グラッドキューブ IPO(新規上場)承認

大阪府に本社を置く株式会社グラッドキューブのグロース市場への上場が、2022年8月25日に承認されましたので、概要などをまとめました。

【会社名】:株式会社グラッドキューブ
【代表取締役】:金島 弘樹
【社員数】:102人(単体)
【事業内容】: 自社開発のSiTestを用いたウェブサイト解析サービス等のSaaS事業、
        インターネット広告の代理店業務及びスポーツデータAI解析のSPAIA事業
【HP】:https://corp.glad-cube.com/
【上場承認日】:2022年8月25日
【上場予定日】:2022年9月28日
【上場市場】:グロース市場
【業績】:
2021年12月期((単体)
売上高:1,215,796千円
経常利益:298,606千円
【主幹事証券】:大和証券株式会社
【監査法人】:EY新日本有限責任監査法人

【特徴】
  大阪府に本社を置く株式会社グラッドキューブは、「SaaS事業」、「マーケティングソリューション事業」、 「SPAIA事業」の3つの事業を展開しております。
 「SaaS事業」ではウェブサイト解析から改善まで一気通貫して実施できるオールインワンのサブスクリプション型ウェブサイト解析ツール「SiTest」を提供しております。 「マーケティングソリューション事業」では、主に大企業・中小企業に対してインターネット上の広告運用代行と付随するアクセス解析及びクリエイティブ制作を行っております。「SPAIA事業」では、AIの機械学習を使用したスポーツメディアプラットフォームとして、プロ野球速報等を軸とするSPAIAを運営しております。
 株式会社グラッドキューブが提供している「SiTest」の特徴的な点として、マーケティング担当者の効率化をサポートするAI搭載の自動レポート機能など、ウェブサイトの最適化に必要な機能をオールインワンで兼ね備えている点が挙げられます。
上記の取り組みの結果、直前期である2021年12月期は、売上高が12億15百万円、経常利益が2億98百万円、当期純利益が2億1百万円となっております。
 なお、監査役である池原浩一氏は、新日本監査法人(現:EY新日本有限責任監査法人)を経て株式会社グラッドキューブの社外監査役に就任しております。

【株主構成】
主要株主は、代表取締役である金島弘樹氏の資産管理会社である株式会社ゴールドアイランドが49.22%、金島弘樹氏が27.64%、MICイノベーション4号投資事業有限責任組合が8.25%、NTTインベストメント・パートナ ーズファンド2号投資事業有限責任組合が4.13%、金島弘樹氏の実弟である金島由樹氏が3.86%、取締役である財部友希氏が2.57%となっております。

【沿革】
2007年1月 合同会社GLAD CUBE設立(大阪府大阪市生野区)
2008年2月 株式会社グラッドキューブとして組織変更 リスティング広告のコンサルティ
     ングを開始
2011年1月 マーケティングソリューション事業を開始
2013年3月 サイト制作サービスを開始
2013年4月 SaaS事業開始
2014年3月 東京支社移転(東京都渋谷区)
2014年9月 大阪本社移転(大阪府大阪市中央区)
2016年5月 「SiTest」AIレポート機能を提供開始
2016年9月 SPAIA(スパイア)事業開始
2018年2月 MICイノベーション4号投資事業有限責任組合及びNTTインベストメント
パートナーズファンド2号投資事業有限責任組合を割当先とする
第三者割当増資を実施
2020年3月 東京支社移転(東京都港区)

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